
第45回医学教育学会での発表
7月26・27日の両日に千葉大学で行われた第45回医学教育学会大会において、東洋医学臨床研究所の上原明仁先生が、「薬学部学生への鍼灸教育実施で変化した鍼灸に対する意識」と題する発表を行いました。 read more

【卒後臨床研修】 “『美容鍼』”開催レポート
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第25回日本運動器科学会に参加しました!
平成25年7月6日、神戸国際会議場において開催されました第25回日本運動器科学会に、呉竹メディカルクリニックの有沢副院長(整形外科医)、リハビリテーション科の山崎、飯田および佐久間の計4名が参加しました。当学会は運動器セラピストの更新単位にも認定されており、私たちは新しい情報に触れて、より質の高い運動器リハビリテーションを行えるように研鑽を積んで参りました。 『運動器疾患に対する慢性疼痛対策』のセミナーでは、「痛みの仕組み」を患者様に正しく伝え、しっかりと理解していただくことの重要性が説かれていました。当クリニックでも、定期的に健康教室を開催し、疼痛対策について情報を発信しておりますので、今までの方法を見直して患者様に一層理解していただけるように工夫したいと考えています。 『転倒予防』のセミナーでは、歩行を増やすなど日常生活の活動量を適度に保持し、筋力を維持向上させることの重要性が示されました。加齢による筋力の低下が、“室内のコード”などのちょっとした段差でつまずく原因となりますので、私たちも患者様の状態を医師に報告しながら、適応となる方には積極的に歩行を進めて参ります。 当クリニックのリハビリテーションでも導入されている『ロコモスキャン(下肢筋力測定・訓練器)』についても取り上げられていました。『ロコモスキャン』は臨床でも定期的に筋力測定を実施しやすいことや、筋力年齢などの指標があることから、患者様ご自身が筋力の変化を認識しやすい利点があります。リハビリテーションを積極的に行ったり、日常の活動量を増やしたりすことによって筋力が増加すれば治療の励みになりますので、私たちも『ロコモスキャン』の活用方法を工夫したいと考えております。 当学会では、患者様が活発に過ごされるようになることで、運動器症候群(ロコモティブシンドローム)だけではなく、内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)や痴呆など、さまざまな疾病の予防改善に役立つことをあらためて確認いたしました。私たちは、単に患部の治療を行うだけではなく、運動器の治療をきっかけとして、患者様に日常生活の過ごし方を振り返っていただく機会をご提供するなど、健康的で充実した生活を送っていただけるように、運動器リハビリテーションに携わって参りたいと考えております。 (文:リハビリテーション科 山崎智久) ★クリニックトップページ ★診療時間・担当一覧 ★地図・アクセス ★内科 ★整形外科 ★リハビリテーション ★婦人科 ★皮フ科 ★美容皮フ科 ★健康診断 ★脳ドック ★予防接種 ★医学相談 read more

トライアスロン合宿に帯同
東洋医学臨床研究所の金子先生が、8月31日(土)に北海道・洞爺湖で行われるアイアンマンジャパン北海道に向けて行われた事前合宿に帯同しています。 この合宿にはトライアスロンチームサニーフィッシュの平松弘道選手、篠崎友選手、プロトライアスリートの飯田忠司選手が参加し、レースに使用される洞爺湖から羊蹄山周囲をめぐる壮大なコースを用いて、実践さながらの高い強度でトレーニングを行っています。 1日7時間にも及ぶトレーニングで選手の疲労は極限に達しますが、就寝前に鍼治療を受けることで翌日に持ち越す疲労を最小限に留めることができます。鍼治療は腰痛や膝の痛みといったいわゆる疾患の治療としても用いられますが、今回のように疲労回復の手助けをすることによって、選手はよりよいコンディションでトレーニングに集中して臨むことができるのです。 3選手ともアイアンマンジャパンでは優勝を目指しています。レースまで残り1ヶ月。満足のいくトレーニングを積めるよう、東洋医学臨床研究所は彼らをバックアップしていきます。 http://www.kuretake.ac.jp/tohiken/ read more

くれたけこばなし(2)『魚の目の灸治療(その1)』
私は今年度、助手として1年生の灸実技の授業に出ている。最初の授業の時、「魚の目がある人はいますか?」と学生に尋ねたら、何人かが手を挙げた。若い人にも魚の目がある人がいた。 魚の目というと靴を履く足に出来やすいと思うかもしれないが、私は手の魚の目を治療したことがある。しかもお寿司屋さんの手の魚の目だ。 ある時、家の近くのお寿司屋のマスターに「魚の目にいい方法はないですかね。」と聴かれた。左手の人差し指に海老のしっぽのトゲが刺さり、そこが魚の目になったという。何年も魚の目の痛みに苦しみ、2度も手術したが、痛みがとれない。辛いのはワサビがしみることだという。私は即座にお灸を勧めてみた。 魚の目には目がある。その目を狙ってモグサを皮膚に直接立て、お線香で火をつける。魚の目にお灸をすえると初めは熱さを全然感じない。皮膚に直接モグサを置いて焼き切っても、全然熱さを感じないのだ。お寿司屋のマスターは涼しい顔をして、私がひねるモグサを見ていた。おおよそ“数十壮”もすえると、チョロチョロと熱さが皮膚の奥に届き出す。そしてとうとう「熱いっ!」とマスターが思わず顔を歪めた。魚の目の灸治療は熱くなった時が引き際である。私は治療を終了した。その日以来、私の注文するお寿司のネタが厚くなった。 (文:鍼灸科・鍼灸マッサージ科 専任教員 相田典子) 【その他のご案内】 ★ スマートフォン無料アプリの取得方法はこちらをご覧ください。 ★ 募集要項(学科・定員・学費)のご案内はこちらをご覧ください。 ★ 個別見学会のご案内はこちらをご覧ください。 ★ 奨学金・教育ローン(呉竹悠裕プラン)のご案内はこちらをご覧ください。 ★ 指定学生寮のご案内はこちらをご覧ください。 ★ 「更新情報をいち早く取得したい方」(twitter)はこちらをご覧ください。 ★ Facebook公式サイトはこちらをご覧ください。 ★ 求人申し込みのご案内はこちらをご覧ください。 ★ 「在校生・卒業生呉竹学園求人検索システム」のご案内はこちらをご覧ください。 read more