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授業風景(サービス介助学)

授業風景(サービス介助学)

 去る7月23日・24日、呉竹鍼灸柔整専門学校にて「サービス介助学」の講義が行われました。 講師の先生は、静岡福祉大学教授の平井利明先生です。   この「サービス介助学」とは、*ホスピタリティーや*ノーマライゼーションの思想を介助の分野に取り入れた学問です。高齢者や障害者の方と共に社会生活を営む上で、介助に必要な技術とコミュニケーション能力を養うとともに、私たちができるサポートとは何かを考え(何が求められ)、どのように行動するのかを学ぶ学問です。   ともすれば、健常者の一方的な考えに陥いり、介助技術の向上だけに目が行ってしまいますが、本当に必要なのは、コミュニケーション能力。例えば、私たちが親切心から何気なく「お手伝いしますよ」と言ったことが、結果としてサービスの押し売りの様に聞こえ、気分を害される方もいらっしゃるかもしれません。このような場合は「何かお困りの事はありますか?」という言葉のボールを投げかけ、相手のアクションを待つことが大切です。勿論、親切にするということも大切ですが、相手の立場を考えたうえでコミュニケーションを図り、信頼関係を築くことがより重要になってきます。このことは、医療ならずとも一般に言えることでもありますが、医療に携わるのであれば、さらに深く身につけておくことが求められます。   本校では、資格取得に向けた知識・技術の修得及び臨床力の強化に加え、このような講義を行うことにより、医療人として相応しい人格の涵養にも力を注いでいます。 read more

2010年度第1回研修会開催

2010年度第1回研修会開催

去る7月26日、東洋医学臨床研究所では施術所をお休みとさせていただき、研修会を行いました。スタッフである谷本先生、永吉先生、紀平先生と卒後研究生2年目の中岡先生が肩をテーマに発表を行ないました。また卒後研究生2年目で現在、鍼灸の教員養成科にも通っている芋川先生は卒業論文の途中経過を報告してくれました。当日は教員、スタッフ、卒後研究生、学生研究生を含めた20名超が集まりました。  ランナーやトライアスロン選手が多く受療している東洋医学臨床研究所では、肩のケガに対して施術を行うことはそう多くありませんが、施術者間で共通の認識をもっておくことは大切です。病態把握の精度、施術の質を向上させることでより受療者の皆さまに満足してもらえるよう、肩の構造、機能、ケガの病態、投球障害、ケガの評価方法、治療と幅広い分野について復習も新しい知見も含めて朝から晩までディスカッションを交えながら学んでゆきました。  東洋医学臨床研究所では日ごろの施術でもスーパーバイザーによる一元化を行うなど質の保持には留意していますが、定期的にこのような研修を行うことで発表者はもとより参加した全員でさらなるレベルアップを図り、治療を受けに来ていただける皆さまに還元できるよう努めています。  次回の研修会は卒後研究生1年目の先生方による発表で、10月開催を予定しています。 read more

第9回リスタートランニング記録会コンディショニングブース

2010年7月18(日)、東洋大学川越キャンパスで開催されたリスタート記録会にてコンディショニングブースを設け、金子先生、谷本先生、永吉先生、卒後1年目研究生4名、学生研究生2名が治療やコンディショニングに当たりました。 記録会は大変暑い中でしたが参加者は約400名、ブースには24名の方に利用して頂きました。 金子先生、谷本先生、永吉先生、学生研究生のサポートの下、卒後1年目研究生が主に治療にあたりました。 卒後1年目研究生は4月に行われた前回の記録会では見学のみの参加であったため、今回が初のスポーツ現場での施術となりました。限られた時間・環境で治療を行うことは、貴重な経験になりました。 私が担当した方々は、傷害の治療ではなくレース前後のコンディショニングや疲労回復を目的に来られていました。 しかし、問診を行うと大なり小なり傷害を抱えており、ひどくなった時だけ治療を行い、そのため治療が長引いたという方が多くいました。 また定期的にコンディショニングを行っている方はおらず、レース前の鍼に関しては最初は理解を得られませんでした。 最近は鍼に関心を持たれる方は増えてきましたが、まだまだ鍼について、怪我をしてから受けるものと考えている方、受けてみたいけど不安を感じる方、どんな時に受けて良いか分からない方が多くいると感じました。 また今回、特に感じたのはランニングブームの変化です。 楽しく走れるロードレースに比べて競技性が高いと思われるトラックレースへの出場は、ランニングブームもただ走ることの楽しさから記録を出すことの楽しさを感じる方が増えているように思いました。 記録を出すには今より練習の質・量が増し身体の負担も増え、コンディショニングが重要になってきます。 そう言った意味でも、今後鍼を知ってもらうにあたり、治療の手段だけでなく、コンディショニングの鍼というものも知ってもらえるよう意識していきたいと思います。 東洋医学臨床研究所 福田 孝之 read more